2012年9月30日日曜日

台風の前の日

今日は何もしなかった。
ちょっとだけ部屋を掃除したり要らない服を捨てたぐらい。
素晴らしい気分だ。
昔よく感じていた寂しさみたいなものを久しぶりに感じた。
一人で約束も無くて声も出さないでジッとしているときに感じるアレだよ。


しかしながら寂しさというものの中に身を置かないと感じ取れないことがある。
寂しさはたぶん弊害で、寂しさなんてなくても感じ取れたら最高なんだろうとは思う。
でもそういう風に生きてこなかったからなぁ。
愚かだとは思うんですがどうしようもない、今のところ。


もう秋だなぁ。
あと2ヶ月もしたら枯れたプラタナスの葉を踏んで冬を迎える事ができるんだろうか。
私はいつも誰かと一緒にプラタナスの葉を踏みたいと思っている。
でもそういうことを上手く他人に伝えることが出来ないまま大人になってしまった。
伝えようと努力するんだけど、プラタナスの葉を一緒に踏むことの意味というのは人それぞれだし、それを強要するわけにもいかないし。
あるいはいつかの記憶を私は再現したいだけとか?
いやそういうのとは違うんだけど、好きなんだよあの枯葉の感触が。
うまくいえないんだけど。



とにもかくにも今年の秋はなんかよさそう。
仕事ばっかりしてないで、うつりゆく季節やら変わったり変わらなかったりする人を見てられたらいいなと思う。
そして私も自分というものを見つけて馴染んでいけたらいいなと思う。


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