行く年も過ぎた。
というわけで、犬を飼った。
どうせ子供も産まないので、チームメンバーが2名だと何の発展性も無いし、というわけで。
柴犬なんて飼う予定は全然無かったのだけど、マルチーズが嫌だって言われたので仕方なく。
彼女はペットショップで売れ残っていた。
私は犬を買うならブリーダーからが良かった。
しかし伴侶の人が、見ないとわからない派の人だった。
なのでインターネットでピンとくる柴犬(豆柴)を探しに探した。
彼女は滋賀県に居た。
コロナ禍便乗なのか、彼女の両親がめちゃくちゃ小さい豆柴なせいなのかは不明だけど定価50万over。
100歩譲っても豆柴ったって所詮柴犬に50万は無い。
我々が発見したときには既に値崩れを起こしていた、まもなく生後5ヶ月。
彼女は小さい展示ルームの中で退屈そうに伏せていた。
しかし、外に出して見たら尋常じゃないレベルでお尻尾をフリフリする愛想のいい犬だった。
初対面の私の顔を舐めようと必死だった。
私がかつて飼ってきた犬たちは、全く愛想がなかった。
ツンとしていた。誇り高かった(犬だが)。
まずは睨みつけて噛んできた。
上なのか下なのか見定めてから体を寄せてきた。
なので本能的にこの犬大丈夫か?メンタル病んでない??????と思ったが、伴侶の人はOKサイン。
色々思うところはあるものの、我が家において私に選択権は無いのだ。
私に選択権があることといえば、TVのチャンネル権とか日用品のチョイスとかその程度だ。
意外ですよね、私もそう思います。
そんなこんなで紆余曲折を経て半額以下になった彼女は我が家にやってきて、、、中略、、、私は毎日睡眠時間を2,3時間削りながら相手しています。
察したとおり、ペットショップでの環境が最悪だったのか、病んでいる。
重症ではないと思うが分離不安症とか、常同障害と言われるやつだと思う。
食糞もある。
真っ直ぐお散歩出来ません。
でももう我が家のメンバーなので、愛情を持って抱きしめるしかないのである。
私にべったりである。
まぁ、私はかつてお犬を2匹ほど飼ったことがあるしちゃんと世話もしていたので、犬というものをある程度しっかり理解していたが、伴侶の人は遊んでやることしかしてなかったので、まぁ、察してくれ。
名前はポポ。
私は名付けてない。
ポポは私が大好き。
私もポポが大好き。
彼女の人生を明るくしていくためにも、私の睡眠時間は削られ続けるのです。
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